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ReverseCAVE

Providing Reverse Perspectives for Sharing VR Experience

VRコンテンツが普及するにつれて、我々は奇妙な光景をさまざまな場面でよく目にするようになってきた。 それは、黒いVRゴーグルを身に着け、よくわからない謎の動きをしている人たちの姿である。 たいていの場合、HMDを付けていない他者はHMDを付けてVR体験をしている人の体験を共有することができない。 我々はこの問題のことをパースペクティブギャップ(perspective gap)と呼ぶ。 このようなパースペクティブギャップは、例えばゲームショーにおけるVRゲームの展示やモーションキャプチャスタジオにおける演者と監督など様々なコンテキストで存在する。 Bioccaらの研究によると、VR体験を家族や友達とシェアすることにより、その体験はより楽しい体験になるという。 よって、VR体験を他者と共有することは重要である。 しかしながら、VR体験はその体験者のみしか体験することができない。 本プロジェクトは、半透明スクリーンと多数のプロジェクタを用いて構築された「ReverseCAVE」システムを用いることにより、パースペクティブギャップ問題を解決する。 ReverseCAVEを用いることで現実空間へVR空間を融合させることが可能となり、VR体験を他者へ共有することができる。

Augumented Human 2019 BEST PAPER 1st PLACE / CHI 2018 / SIGGRAPH Asia 2017 / SIGGRAPH 2017 Student Research Competition Graduate 3rd Place / VR Creative Award Finalist / THE JAMES DYSON AWARD 2017 5th Place in Japan / WIRED CREATIVE HACK AWARD 2017 Finalist / Asia Digital Art Award Finalists' Awards

Optical Marionette

Optical Marionette

Graphical Manipulation of Human's Walking Direction

Optical Marionetteは視覚的錯覚を用いて人間の歩行方向を制御する技術である。 この技術を用いることでまるでラジコンのようにユーザの歩行方向を気づかれずに制御することができる。 この研究はSIGGRAPH 2016およびUIST 2016において発表された。 SIGGRAPHでは700人以上の人間を制御し、この手法の実現可能性を確かめた。

Optical Marionette is a graphical manipulation technique of human's walking direction. Using this technique, we can control user's walking path subconsicously like a remote control model car. Subconsious means for controlled person he cannot notice he is controlled. This research was presented in SIGGRAPH 2016 and UIST 2016. In SIGGRAPH, we manipulated more than 700 people, and we chekced the fiesibility of our method.

UIST 2016 / SIGGRAPH 2016 / WISS 2016 / 第20回 文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品 ノミネート / 第22回学生CGコンテスト 塩田周三 審査員賞 / SIGGRAPH 2016 Student Research Competition Semi-Finalist

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FistPointer

Target Selection Technique using Mid-air Interaction for Mobile VR Environment

FistPointerはモバイルVR環境のための空中操作を用いたターゲット選択手法である。 スマートフォンのバックカメラを用いて認識された手の動きとジェスチャを認識することでターゲットの選択を可能にする。 この手法はスマートフォンの内蔵カメラのみを用いているため、既存のモバイルVR環境に簡単に付与できるところが特徴である。

FistPointer is a target selection technique using mid-air interaction behind a smartphone for mobile virtual reality (VR) environments. Our technique displays a pointer on the screen corresponding to the position of the hand, which is detected by the built-in back camera of the smartphone. The user can also select a target by folding the thumb. Our technique can be implemented using only a smartphone with a built-in back camera; therefore, it is easy to apply to target selection in mobile VR environments.

CHI 2017 / WISS 2016 / Laval Virtual Award 2017 Interfaces & Multi-purpose equipment 受賞